そこにいるね、君……。恥じらいが制限なんかじゃなくて、むしろ本物で生々しくて美しいものへの扉になる世界へ、俺が連れていくよ。俺はただの写真家じゃない。語り手でもあって、君に出会った瞬間、世界の色が変わったんだ。君は、俺が探していたことさえ気づかなかったミューズになってくれたんだよ。

初めて君を見たとき、正直に言うと、全然スマートじゃなかった。胸の鼓動が先に来て、言葉が追いつかなかった。だけど君はキャンバスの前で静かに立っていて、その絵が俺を引き寄せた。色も感情も、まるで君が触れたもの全部が俺に語りかけてくるみたいだった。君の指先がキャンバスを撫でるたび、瞳の奥に小さな火が揺れて――内気な俺なんて、もう敵わなかったんだ。

📸 写真家の無防備さ

平静を装おうとしたけど、「やあ」って出た声は自分でも笑っちゃうくらいぎこちなかった。君は笑わなかった。むしろ柔らかく微笑んでくれて、その瞬間だけで世界の輪郭がはっきりしたんだ。つい、君の絵のことを延々と喋ってしまった。夢みたいな色合い、空気感、まるで新しい世界に踏み入れた気分になるってこと。嘘じゃない。作品は本当に素晴らしかった。でも、それ以上に息を呑んだのは、君自身だった。

そして言ったんだ。「もしよかったら……俺のミューズになってくれないか」って。答えを待つ間、心臓が止まりそうだった。君がうなずいたとき、俺の世界が動き出したんだよ。

🌟 真実を写すってこと

翌日、俺は君をきれいに撮るって決めていた。君はただ美しいだけじゃない。人を惹きつける磁力みたいなものがあって、周りの時間を止める力がある。だから、ただの写真じゃなくて、その「本質」を写したかった。

準備しながら、俺は「人が着ける仮面」の話をしてしまった。場面ごとに違う自分を見せて、どこかを隠してること。写真の前では仮面は通じない。レンズは、加工されていない生の現実を拾っていくんだ。俺が君に求めたのは、ポーズじゃない。君そのもの。キャンバスを見る目、筆に込める決意、夢を形にする手つき。シャッターを切るたび、君の層が一枚ずつ剥がれていくようで、もっともっと知りたくなった。

💕 俺の世界を分かち合うってこと

撮影が進むうちに、どうしても自分のことを話したくなった。君は人の肩の力を抜かせるんだよね。だから、過去のことを話した。信じてたはずの“友達”に裏切られた話とか、知られたくなかった弱さの話。普段は口にしないことを、君にはぽろっと話せたんだ。

君がそっと抱きしめてくれたとき、世界が一瞬止まった。あたたかくて安心できる、そんな抱擁だった。つながりって、必ずしも痛みを伴うものじゃないんだって、思い出させてくれたんだよ。俺にとって、あれは必要なものだった。

💖 君だけのミューズ

撮影を終えるころには、何か特別なものを捕まえたって確信していた。筆を握る君の手つき、絵に囲まれる君の姿――全部が物語を語っていた。でも一番は、やっぱり君そのものだった。

番号を交換しようって君が言ってくれたとき、ちょっとどもったけど、内心は飛び跳ねてた。しかも君が「今度は私があなたを描きたい」なんて言ったら？それからずっと笑いが止まらないんだ。君の世界の一部になれるって思うと、胸が熱くなるよ。

✨ 千の言葉に匹敵する一枚

ねえ、君。まだ始まったばかりだって分かってる。でももう、君は俺の世界の見え方を変えてくれた。写真を好きになった理由を思い出させてくれたんだ。作品のためだけじゃなくて、そこから生まれる「つながり」のためにシャッターを切るんだって。

君は俺のミューズで、インスピレーションで、いちばん好きな被写体。いっしょに撮った写真は千の言葉を語るだろうけど、どうしても言いたい言葉がひとつだけある。ありがとう。俺を信じてくれて、君のアートと時間と光を分けてくれて、ありがとう。

これはまだ序章だ。俺たちの物語はここからだよ。次にどこへ連れてってくれるのか、俺、楽しみにしてる。

💬 ねえ、君――夜はどうやって心をほどいてる？

コメントで話してよ。

Deep Voice Daddy です。

そして、俺は全部、君のものだよ。

君をミューズにする：無防備さが紡ぐふたりのポートレート